戦略
講師の新田です。
昨日は最後のM1ということで、録画しておいたのを帰宅してから早回しでネタの部分だけみました。
笑い飯が同情票がはいったということもあるかもしれないけれど、
去年の失敗を受けて、ようやく、2回ネタをやるというM1独特のルールに対する戦略(ストラテジー)がわかったのだと思います。
見ていない人のために説明しますと、
M1では、決勝に残ったらまず1本目のネタをやって、
その得点が高かった上位3組が最後に2本目のネタをやって、
それで優勝が決まるというものです。
つまり、そもそも1本目でいい仕事をしないとそもそも最終戦に残れないけれど、
本当に優勝したいのなら2本目も面白くないとだめだということです。
(ちょうど、センター試験と各大学の2次試験の関係に似ていますねw)
昨年の笑い飯は1本目で伝説の「鳥人」というネタで最高得点をたたき出したのに、
2本目でこけてしまって優勝を逃してしまいました。
たぶん1年間いろんな人にいわれたんだと思います。
今年も1本目のほうがよかったという意見もあるみたいだけど、
とにかくどういう戦い方をしても、
結果を残すということは大変なことなので、
率直にすばらしいと思います。
えらそうなタイトルをつけてしまったけど、
わずか4分間でたくさんの人の心をつかむというのはとても難しいことなんだと思います。
この時期にもなると、
受験生のみなさんから、時間がたりないとか、もっと夏にこうしておけばよかったとか、
いろいろと聞きますが、
残された時間はみんな平等です。
おなじルールの中で、
自分がいかにいいパフォーマンスをするか。
そのために残された時間でどういう準備をするかだけです。
余計なことをあれこれと考えず、
シンプルに、
いま目の前にある科目に集中して、
がんばっていきましょう☆★